中山仙境(316.9m)

【前書き】
 金曜に久々に柔道に行って体がだるいのですが、ちょっと山に義父母も誘って、国東の中山仙境にしました。
 涼しさなら由布岳でも良かったのですが、義父母が行ってない中山仙境へ。

【年月日】’07.9.9(日)
【コースタイム】河川プール駐車場(8:15)→無明橋(9:00)→高城(9:20-40)→中山仙境下山口(10:30)
          →河川プール駐車場(10:40)
【同行者】義父母
【場所】国土地理院 ウオッちず地図閲覧サービス(試験公開) 503134 2万5千分1地形図名:香々地 [南西]

【写真と解説】

無明橋で思案する義父母。お婆ちゃんは渡りましたが、お爺ちゃんは迂回路へ。
まあ80近いので無理しない方が無難です。

 この岩の手前に洞穴のようなものが見えます。

 拡大写真です。どうやって行くのでしょうか。多分、この岩の向こう側に隠洞穴があって、その先から回りこむ道が
あったような。しかし、危なそうですね。近づかない方が良いかも。

 最も高いのが高城。高城からもう一度ピークを踏んで、馬の背へ。馬の背を通過すると直ぐ下山道が左にあります。
かなり急勾配なので要注意。下山後、お寺の住職と義父母が話していたのですが、死亡事故は雨を押しての登山で
5人程度の団体で最後尾を歩いていて、いつのまにか転落したとか。この山で初の死亡事故らしいです。
 この日は雲って、霞んでいたので風景写真は駄目です。

【後書き】
 先週の西目山に続き、中山仙境も景色の良い山で義父母も喜んでいました。
 残念ながら温泉にも入らずに一目散で帰りました。ゆっくり来たいな〜。


【前書き】
 中山仙境は国東半島の豊後高田市香々地にある山で2万5千分の一地形図では、“夷”の316.9mピークが高城に相当するものと思われます。中山仙境の存在については、全く知りませんでしたが、“九州の山 情報交換会議室”の掲示板で知りました。
 年末の大掃除が忙しい中、山に登っている人は少ないだろうと、ちょっと登ってきました。

【年月日】’06.12.31(日)
【コースタイム】河川プール駐車場(8:30)→無明橋(9:15)→高城(9:30)→隠洞穴(10:05)→中山仙境下山口(10:25)
          →河川プール駐車場(10:30)
【同行者】単独

【写真と解説】

登山口案内板
案内板の右端の登山口が前田登山口です。ここにも登山口の案内板が立っています。案内板によると下流側に駐車場、近くにトイレもあるようです。

最初、ここに車を置いて登ろうとしましたが、下山口から歩いて戻る距離が長くなるので河川プールの登山口に移動しました。

無明橋まで30分、高城まで1時間、周回で2時間のコースだそうです。
河川プール登山口
ここには駐車場やトイレもあります。

登山口は正面の待合所から河川プールの方に降りていくとあります。

この日は登山者は2組、私を入れて3組だけのようでした。

お蔭様でゆっくり歩くことが出来ました。
無明橋
ちょっとした岩場を登っていくと目の前に無明橋が現れました。ホームページでは這って歩く人もいる事が紹介されていたので内心、決死の覚悟をしていたのですが、直ぐ横2m位下に道もあるし、拍子抜けしました。

しかし、この橋は良く出来た橋です。微妙なバランスの2枚の石の板の組み合わせで出来ています。
無明橋からの展望
県道を挟んで北東側にこのような景色が見えます。中々の風景です。

大分県の津波戸山や田原山と似たような景色です。多分、地質的には同じような出来方をしたのだろうと思いますが、詳しいことは良く分かりません。

この景色はコースのいたるところから見ることが出来るので慌てて写真に撮る必要はありません。

コース全般が狭い尾根上を歩くので、写真撮影に夢中になって、足を踏み外したりすると危険ですので注意。
下から見た無明橋
橋の中央部で2枚の石の板が合わさっています。

ここに来る前は、それぞれの板が根元でしっかりと土台に固定されているのだろうと考えていたのですが、固定されている部分の長さも大したこと無いので、微妙なバランスで支えられているのでしょう。

因みに荷物を含めた私の重量は80kg以上は確実にあります。

何kgの荷重で壊れるのか? そんなことを考えてしまいます。
高城
高城だと思います。夷耶馬(316.9米)の表示があります。

地面の向こうは断崖絶壁だし、結構、高度感があります。

団体でぞろぞろ来るにはちょっと無理があるように思います。

ここから先は隠洞穴まで馬ノ背や急勾配の箇所があるので要注意です。
ハジカミ山
中山仙境の南西側にちょっと高い山があります。地図で見るとハジカミ山のようです。標高が570mなので高城よりも約250m高いことになります。

ハジカミ山から中山仙境や対面の絶景を見たらどのように見えるのか、一度登ってみても面白いかもしれません。
隠洞穴手前の登山道
高城から尾根伝いに行くと行き止まりの手前に隠洞穴の案内がありますが、それが下山路です。

上を見ても下を見ても、ほとんど垂直の壁の登山道を歩いていると考えただけで気持ちが悪くなります。

ここに来るまでに既に変な気分。
隠洞穴
これと似たような洞穴は、有田の黒髪山にもありました。英彦山の大南神社とかも洞穴に掘ってますし、鳥取の三徳山投入堂も洞穴です。

全部、修験道と関係しているのかも。

日本人なら知っておいた方が良いかも。反省。
隠洞穴横の石碑
隠洞穴の横に石碑があったのですが、馬鹿が自分の名前を削りこんでいます。全然、文化や過去の人の仕事に対する思いやりも何もない。多分、子供の仕業だろうが、こんなことを許すから教育基本法改正で突っ込まれるんだと思う。

話は変わるが、早くも日本経団連が御手洗ビジョンを発表して「国旗・国家 企業も尊重」とか言っているらしい。

どうせなら、徴兵制を敷いて、若者を徹底的にしごきあげるか?

【後書き】
 写真を撮りながらゆっくり歩いて2時間の周遊コース。登山口からの標高差は200mちょっと。ふらりと出かけるには良いコースだと思います。
 登山道の両脇には可愛い植物と言うか、コケと言うか、生えているのと、鎖場も多いのでストック類は使用しない方が良いと思います。
 本日もいつも同様、大晦日の大掃除もあるので温泉にも入らず大急ぎでトンボ帰りでした。

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